キャンプは楽シ

またキャンプへ行った。今回はちょっと遠くの湖まで。しかしながら

道に迷って、逆方向の町に出るという体たらく。おまけにそこで、スピード違反

のチケットまで切られた。オレゴンに来て初めてだ。ハイウェイで町について

街中の25マイルとか、罠のような速度制限に気づかなかったためだ。カンザス

ガーデンシティの近くの町でもやられたな。これほどアホくさいことはない。

ま、とりあえず山に行ったけれど、ついたのは7時くらいですぐにあたりは

真っ暗になってしまった。今回はナム、モハメッド、タケくん、俺に加えて

マルートとというインド出身の子とその彼女が来た。今回はほぼタケくんの

プランで動いていて料理もこの前のハンバーガーから肉を焼くというのに

グレードアップした。何事も女の人がいると少しお金がかかるし、それなりに

楽しい。今回もモハメッドはコーラと間違えてビールを飲むという戒律破りを

犯した。「これがうまいのか?」と、聞かれたが、味で言えばファンタの

ほうがうまい。かといって、甘い酒は大嫌いだ。そこが難しい。

今回、初の寝袋内での就寝となった。寝袋は暖かく、なかなか心地よかった。

胎内回帰願望が満たされている、という実感が無くも無い。

そして朝。雪が降っていた。サブくて早く帰りたくなってとっとと片付けをして

出発した。タケくんが「地獄みたいな風景があるんですよ」と、言っていた

”ヘルズキャニオン”と、いうところを通って帰ることにした。風景はよかった

けれども舗装されていない道を走り続けて1時間、雪のため道路が閉鎖されて

いたためまた1時間、悪路を引き返しキャンプ場に戻ったころには

あたりは真っ白。それからまた2時間ほどかけて町まで帰った。

今回の教訓は”あんまり遠くでキャンプはするな”と、いうことか。

あと、懐中電灯とマキを作る斧か鋸は必需品だ。